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東京ﾘｱﾙﾗｲﾌ
ｻｲﾊﾞｰﾂｱｰﾂｼﾞｬﾊﾟﾝ
--ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶの30年

東京都現代美術館ではﾒﾃﾞｨｱｱｰﾄの世界的祭典｢ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶ｣の30周年を記念した､日本のｱｰﾄ&ﾃｸﾉﾛｼﾞｰ､ﾒﾃﾞｨｱ芸術領域の特集展｢ｻｲﾊﾞｰｱｰﾂｼﾞｬﾊﾟﾝ--ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶの30年｣を本日より開催中｡

｢ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶ｣とは1979年にｵｰｽﾄﾘｱ･ﾘﾝﾂ市で創始された世界最大の電子芸術ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙで､ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶ･ｾﾝﾀｰ(美術館)/ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙ/ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ/ﾌｭｰﾁｬｰﾗﾎﾞという4つの柱を通じて､ﾃﾞｼﾞﾀﾙｱｰﾄとﾒﾃﾞｨｱｶﾙﾁｬｰの国際的拠点を形成している｡

冨田勲､坂本龍一+岩井俊雄や明和電機ら多数の受賞･参加によって日本とも深い絆で結ばれている同ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙの30周年を記念した展示は､ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙへの参加作品群を中心に､芸術/科学･ﾃｸﾉﾛｼﾞｰ/社会を結ぶ新たな可能性を探る｡

ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶ･ﾘﾝﾂ後援のもと､30年の歴史を物語る貴重な映像や作品資料を初めて展示｡
約25ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ･50作品による展示は複数のﾊﾟｰﾄで構成され､歴代受賞者らによる展示や本年度受賞作品のほか､ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶ･ｾﾝﾀｰとの企画連携(ﾃﾞﾊﾞｲｽｱｰﾄ展)､ﾘｱﾙﾀｲﾑでﾘﾝﾂと東京会場を結び､Museum of the Future(未来の美術館)を考え､解体再構築するﾈｯﾄ･ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄも試みられる｡

会期は3月22日まで｡2月6日からは｢MOTｱﾆｭｱﾙ2010:装飾｣展も同時開催され､共通ﾁｹｯﾄは1500円とお得になっているので今週末にもぜひ足を運んでみて欲しい｡

岩田洋夫｢Media Vehicle｣(c)HIroo Iwata

明和電機｢明和電機のﾅﾝｾﾝｽ楽器｣(c)YK/MD

ｽｽﾞｷﾕｳﾘ｢Physical Value of Sound｣(c)Yuri Suzuki

石井陽子+穂村弘｢『火よ､さわれるの』｣photo: by Takumi Ota

■ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ
会場:東京都現代美術館企画展示室地下2階･ｱﾄﾘｳﾑ
開館時間:10:00～18:00(入館は閉館30分前まで)
会期:2010年2月2日(火)～3月22日(月･振休)
休館日:月曜日(3月22日は開館)
観覧料:一般1000(800)円､学生･65歳以上800(640)円､中高生500(400)円
TEL:03-5245-4111
http://www.mot-art-museum.jp/m/
展覧会公式HP（PC専用)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cyberarts/

■読者ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ
｢ｻｲﾊﾞｰﾂｱｰﾂｼﾞｬﾊﾟﾝ--ｱﾙｽｴﾚｸﾄﾛﾆｶの30年｣展のﾁｹｯﾄを10組20名様にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ中!!
応募･詳細はこちらから

(編集部)
2010.02.02

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