東京の新築分譲ﾏﾝｼｮﾝをﾗｲﾌｽﾀｲﾙから探す東京ﾚｼﾞﾃﾞﾝｽｽﾄｰﾘｰ

TRSｾﾚｸｼｮﾝ
-ﾗｲﾌｽﾀｲﾙ-

街と暮らす
｢せたがやそだち｣で地産地消
野菜天国･世田谷区

世田谷区の多摩川･野川周辺を歩いてみると広くはないけれど､数多くの畑と出会うことができます｡実は世田谷区｡23区の中で練馬区についで2番目に農地面積､農家戸数が多い､農業の区でもあります｡

野菜を中心に多品目を少量生産しているのが世田谷の農業の特徴｡一般の流通ではなく､JAや個人直売を中心に販売し､地元で消費する｢地産地消｣ｽﾀｲﾙをとっているので多くの畑の傍らには無人の販売所が｡ほとんどの野菜が100円など手ごろな価格で取れたて新鮮野菜を買うことができます｡

またこれら世田谷生まれの農作物につけられるのが｢せたがやそだち｣のﾌﾞﾗﾝﾄﾞ｡ﾃｰﾌﾟや袋などにﾏｰｸがつけられています｡
世田谷区も｢ふれあい農業｣として､農産物の収穫体験ができる『ふれあい農園』や親子ｽﾀﾝﾌﾟﾗﾘｰなどを企画し､積極的に地元の農作物をｱﾋﾟｰﾙしています｡

食の安全やｴｺが｢善く生きる｣ためのﾃｰﾏの1つとなっている現代｡生産者と顔を合わせて新鮮野菜を購入できるばかりではなく､輸送による余分なCO2の排出､燃料消費を抑えられる｢地産地消｣ｽﾀｲﾙを都内でもどんどん取り入れていくべきではないでしょうか｡

(編集部)

2009.10.20