TRSセレクション -インテリア- |
プロフェッショナルの目
マンションとインテリアの在り方 vol.1 トータルコーディネート |
イデー企画営業部 八柳 有子 |
2000年イデー入社。三菱地所のマンション、パークハウス学芸大学、パークハウス世田谷千歳台コンフォートのトータルコーディネートを担当。ほか個人邸を多く手がけている。 |
コンセプトに沿って、スッキリまとめられた部屋は美しい。美しさと使いやすさの両立。特に様々な制約があるマンションでは頭を悩ます問題だ。しかしトータルコーディネートを考えることによって解決される問題も少なくない。ではどうコーディネートすれば自分のコンセプトを生かせるのだろうか? IDEEトータルコーディネーターの八柳さんは「キッチン、廊下からの導線、またソファスペースとダイニングスペースの間の移動がスムーズにできるように、配置する家具のボリュームには配慮しています」という。 |
トータルコーディネートはまずリビングから始まる。「リビングダイニング(LD)がつながっていると、視野に入る家具のアイテム数が多くなるので、ソファの張地をシンプルな生地にしたら椅子の張地でちょっと遊んでみたり、ダイニングセットとソファセットの色と素材がバランスをとりつつも単調になりすぎないようにしています」と八柳さん。 |
ただしマンションは「占有面積や部屋数のわりにLDが狭く、大きなソファを入れられない、というケース」がある。そういうときは間取りによっては隣接する部屋にどちらかの機能を分けて対応すると良いそうだ。 また角部屋ではない住戸の場合、玄関側の通路に面した部屋が暗い印象になりがちだ。八柳さんは「通常寝室等に使われることが多いのですが、広い面積で目に付く窓周りやベッドファブリックを、ライトグリーンなど目にやさしく明るめの色調のものを用いることにより、薄暗い印象にならないよう」にして工夫して使用してみることを勧めてくれた。 |
最近のマンションについては「廊下から入った正面のリビングに大きな窓がある、というパターンが多く、お部屋自体はシンプルな仕上げであることが多いので、明るい柄物のカーテン等をもってくると映えます」とのこと。 LDにある程度広さを持たせ、季節や気分によってレイアウトを変えられたり、壁に色を加えられたり…と「住まい手が後からライフスタイルに合わせて手を加えられるような仕掛けがあるお部屋がいいですね。お部屋にいろんな可能性があると、住まい方を考えるのも楽しくなってくるはずです」と新たなマンションへの期待も語ってくれた。 <<編集部>> |
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2008.11.5 |
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