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スウェーデンからの提案vol.2
スウェーデン人のクリスマススタイル


皆さまお元気ですか。スウェーデン第二の都市ヨーテボリに住むグスタブです。日本でも流行をみせている北欧のライフスタイルをリアルレポートします。
今週の特集1 12月に入り、東京もクリスマス色が強くなってきていると思いますが、スウェーデンではもうクリスマス本番です。クリスマス好きのスウェーデン人は3ケ月前からクリスマス用品を買い始めるので、商店街はず〜っと前からクリスマスモードだったのです。
今週の特集2 窓を星形のランプや7本の蜀台で飾り、部屋のあちこちにサンタの人形を置いたり、テーブルクロスやカーテンを赤に変えたり…。スウェーデンの多くの家は、リビングや書斎が外から見えるように開け放たれているので、中の心地よいクリスマスの雰囲気が外まで伝わってきます。またほとんどの家では、窓を温かい光でデコレーションして街の雰囲気作りをします。その光はスウェーデンの寒空の下で本当に温かく感じます。逆にクリスマスのことを気にしていない素振りを見せようものなら、隣のクリスマスマニアにがっかりした表情をされるでしょうね。
今週の特集3 街が光によってクリスマスムードになるとともに、部屋の中では香りでクリスマスを演出します。スウェーデンのクリスマスフードといえばジンジャーブレッドクッキー、サフランのパン、そしてグリュッグというホットワインです。それぞれ特別なスパイスが入っていて、スウェーデン人はその香りを嗅ぐだけでクリスマス気分になります。
特にグリュッグはこの時期に友だちの部屋へ招かれたらまず出される定番です。香辛料が入ったホットワインでレーズンやクルミを入れて飲みます。寒い時期にとても嬉しい飲み物です。

今週の特集3 12月20日を過ぎると多くのスウェーデン人は、クリスマスを家族と過ごすために実家に帰ります。私もその頃には実家(とても寒い地域なのです)に帰る予定です。クリスマスイブには家族と一緒に美味しい料理を作り、パンを焼いてお祝いし、ツリーの下でプレゼント交換をします。私にとってクリスマスは、綺麗な家で大切な人とゆっくり時間を過ごせる大切な時間です。そしてリラックスした気分で新しい年を迎えるのです。
それでは皆さま、楽しいクリスマスとお正月をお過ごしください。God Jul & Gott Nytt Ar!(メリークリスマス&よいお年を)
<<グスタブ>>

2008.12.3
1:寒い季節こそ部屋を充実させて


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