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森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」展開催


東京都写真美術館(恵比寿)では、美術家・森村泰昌による「なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」展を開催中。
森村泰昌は、80年代から一貫して名画の登場人物や映画女優などに自らが「なる」変身型セルフポートレイトの写真作品を手がけてきたことで知られるが、本展では森村が「20世紀の男たち」に扮する新作シリーズ<なにものかへのレクイエム>を完全版で紹介する。

なにものかへのレクイエム(記憶のパレード/1945年アメリカ) 2010年/
なにものかへのレクイエム(記憶のパレード/1945年アメリカ) 2010年/

なにものかへのレクイエム(創造の劇場/動くダリ) 2010年/
なにものかへのレクイエム(創造の劇場/動くダリ) 2010年/

今回、森村が挑戦する<なにものかへのレクイエム>シリーズでは、「男性的なるもの」の輝きを求めて、政治や戦争、革命という「現実」の世界、20世紀を記録したシリアスな報道写真の世界に取り組んでいる。過去に発表した<美術史の娘><女優>シリーズと作品のなかで、女性に「変身」するイメージが強かった森村だが、「男たち」になることは、自らの身体を媒介にして性を自由に超越し、「私」の可能性を追求するセルフポートレイトの新たな挑戦でもあるだろう。

『現在私たちは21世紀を生きています。しかしこの21世紀は、かつて人々が想像していたような夢の世紀ではないようです。にもかかわらず、人類はこの21世紀をまっしぐらに突っ走っているかに思えます。前の世紀である20世紀をブルドーザーで更地にして、20世紀的記憶を忘れ、その上にどんどん21世紀が出来上がってきつつあるように思います。私はここでいったん歩みを止めて、「これでいいのかしら」と20世紀を振り返りたいと思いました。過去を否定し未来を作るのではなく、現在は過去をどう受け継ぎ、それを未来にどう受け渡すかという「つながり」として歴史をとらえたい。そしてこの関心事を私は「レクイエム=鎮魂」と呼んでみたいと思いました。』(森村泰昌)

森村の新たなセルフポートレートを通して、20世紀とはどういう時代だったのかを考えてみてはどうだろうか。

■インフォメーション
会場:東京都写真美術館2・3階展示室
会期:2010年3月11日(木)→5月9日(日)
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)4/29〜5/9のGW期間は無休
料金:一般 1,000(800)円/学生 800(640)円/中高生・65歳以上 600(480)円
※( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料※第3水曜日は65歳以上無料
TEL 03-3280-0099
展覧会公式HP(PC専用)
http://www.syabi.com/details/morimura.html


(編集部)
2010.3.23



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