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-ﾃﾞｻﾞｲﾝ-

ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞発表!!
ｴｺは成熟したものへ｡

日本産業ﾃﾞｻﾞｲﾝ振興会が､10月1日に2009年度ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞の受賞結果を発表｡

本年度のｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞は1034件(591社)が受賞し､ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ大賞とｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ金賞を総称した｢ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞ﾍﾞｽﾄ15｣をはじめとする特別賞各賞も発表された｡

六本木の東京ﾐｯﾄﾞﾀｳﾝで記者発表

審査委員長内藤廣氏は｢全体的におとなしいﾃﾞｻﾞｲﾝが多かった｣という審査員の総評を述べた上で､｢個人的にはそれは悪いことではないと思う｣と語った｡

｢昨年まではｴｺﾛｼﾞｰを前面に出したﾃﾞｻﾞｲﾝが多かったが､今ではｴｺﾛｼﾞｰであることは当たり前になった｡もう一段高いﾚﾍﾞﾙでのｴｺﾛｼﾞｰが出てくる前段階である､(現時点での)成熟したｴｺﾛｼﾞｰの全体像ではないか｣とし､さらなるｴｺﾛｼﾞｰﾃﾞｻﾞｲﾝの発展への期待を表現｡今後の国際競争力のｷｰとなるのはｴｺﾛｼﾞｰﾃﾞｻﾞｲﾝであるとの考えを示した｡

また今年から｢ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ･ﾌﾛﾝﾃｨｱﾃﾞｻﾞｲﾝ賞｣を新設｡未来の生活を示唆する｢まだ実現されていないものごと｣を､持続可能な社会の実現という視点から評価し､推奨するこの賞ができたことで､長く支持され愛用されているﾃﾞｻﾞｲﾝを評価する｢ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ･ﾛﾝｸﾞﾗｲﾌﾃﾞｻﾞｲﾝ賞｣と合わせて､ﾃﾞｻﾞｲﾝの｢過去･現在･未来｣を評価する体制が一通り整ったことも評価した｡

なお11月6日に行われる2009年度ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞表彰式/大賞選出で､｢ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞ﾍﾞｽﾄ15｣より､ｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ大賞1件が選出される予定｡

東京ﾐｯﾄﾞﾀｳﾝ･ﾃﾞｻﾞｲﾝﾊﾌﾞ(ﾐｯﾄﾞﾀｳﾝﾀﾜｰ5階)では11月8日まで｢GOOD DESIGN EXHIBITION 2009｣を開催｡最新のｸﾞｯﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ賞受賞対象から､特別賞受賞対象を中心に約80点を展示･紹介されるﾌﾟﾚｾﾞﾝﾃｰｼｮﾝをお見逃し無く｡